2019年2月はアニメ業界でも珍しい人気作の映画化がモロ被りの月となりました。
多分一番の話題となったのはコードギアス復活のルルーシュではないでしょうか。10年ぶりに帰ってきた新編ということで期待値を非常に高く、上映開始日はほとんどが予約いっぱいになるほどの人気でした。
自分も見にいったのですが、ルルーシュが復活した瞬間の鳥肌の立ち方は凄かったです。
「きたーーー(°▽°)(°▽°)」ってなりました笑
詳しくは下の記事からどうぞ^ ^コードギアスについて熱く語ってます。
次に人気となったのはダンまちですね。
コードギアスとは違いライトノベルから人気を博した作品で、アニメ化もされており、2019年8月には二期の放送が決まった今大注目の作品です。
この作品も上映開始日は8割方埋まっており、人気が伺えましたが、さらに今作には特典の小説が1週目2週目と続くのでリピーターが多くいるのではないでしょうか。
自分も行こうと思ってます。映画の出来としては
「アルテミスーーーー」って叫びたくなるほどいい出来でした。
「劇場版ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?オリオンの矢」の詳細は下の記事からどうぞ
さて、この2つの人気に隠れているが、映画としては間違いなく上の2つよりも出来が良かったアニメ作品を皆さんは知っているでしょうか。
それが、今回紹介する映画
「幼女戦記」
名前は聞いたことはあるけど、見たことがないって方いるんじゃないでしょうか、
また、アニメも見たけど映画はレンタルが出てからでいいかなー、今月はコードギアスとダンまちでお腹いっぱいだよぉ、という方いるんではないでしょうか。
いくことを渋っているお前らに告げる!
「出撃しろ!!」
チンタラしたら餌にするぞ、この映画は映画館で見ることで真価を発揮するのだ!!
上の2つ、コードギアスとダンまちもたしかに良作でした。よく練られた設定と綺麗な作画、素晴らしいとしか言いようがありません。
しかし、「映画」として3つの作品を比較した時、幼女戦記だけが持つ良い点が2つあります。
それ故に、映画としての出来は3つの中で幼女戦記が一番だと言えるのです。
幼女戦記の何がいいのか、語ります。
1.とりあえずあらすじを
統一暦1926年。
ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐率いる、帝国軍第二〇三航空魔導大隊は、南方大陸にて共和国軍残党を相手取る戦役を征す。凱旋休暇を期待していた彼らだが、本国で待ち受けていたのは、参謀本部の特命であった。
曰く、『連邦国境付近にて、大規模動員の兆しあり』。
新たな巨人の目覚めを前に、なりふり構わぬ帝国軍は、自ずと戦火を拡大してゆく……時を同じく、連邦内部に連合王国主導の多国籍義勇軍が足を踏み入れる。
敵の敵は、親愛なる友。
国家理性に導かれ、数奇な運命をたどる彼らの中には、一人の少女がいた。メアリー・スー准尉。
父を殺した帝国に対する正義を求め、彼女は銃を取る。
上記のあらすじは映画版のあらすじとなっています。
原作のあらすじはこちらです。
金髪、碧眼そして白く透き通った肌の幼女が、空を飛び、容赦なく敵を撃ち落とす。
幼女らしい舌足らずさで軍を指揮する彼女の名はターニャ・デグレチャフ。
だが、その中身は、神の暴走により幼女へと生まれ変わることとなった日本のエリートサラリーマン。
効率化と自らの出世をなにより優先する幼女デグレチャフは、
帝国軍魔導士の中でも最も危険な存在へとなっていく――。
子供だけど中身はおじさんという設定はアニメ化が迫った「賢者の孫」や、ウェブ小説ランキング1位の「無職転生」など人気作品で多くつくられています。
(どちらの作品もオススメですので詳細は下の記事からどうぞ^_^)
しかし、「幼女戦記」では転生したのが女で幼女という設定なのが他と一線を隔てています。
たまに出てくる幼女感は最高ですね(変態)
2.映画だからこそ表現できた2つの真価
1.バトルシーンの迫力がすごい
幼女戦記では基本的にバトルシーンが多いのですが、今回は特に多いです。
映画内で8割はバトルシーンといっていいほどです。
このバトルシーンがすごいんです!!
爆発物の爆発した瞬間の心臓に響く音はまるで花火のようで、
主人公たちだけでなく、モブまで完璧な作画で描かれているのはまるで芸術作品のようでした。
一回一回の戦闘に手に汗握ってしまうほどの迫力ですので、是非とも映画館でみてください^ ^
テレビやスマホではできない体験ができます!
2.正義とは何かを考えさせられる
劇場版では、ターニャの敵としてメアリースーというキャラが登場します。
実は、メアリースーの父親は少し前の戦いでターニャに殺されてしまいます。彼女は父の敵討ちのため戦争に身を置くのですが、
このキャラの登場で、正義というものを考えさせられました。
ターニャも戦争だから仕方なく敵を殺しただけなので、平和な状況であればそんなことをすることはありません。故に責めることはできないですし、
一方メアリースーの方も、父親を殺されたため憎い敵を倒したいと願うのを責めることはできません。
どちらの思う正義も根拠があるのです。
戦争が浮かぶ負の連鎖はどこまでも続くと考え、ゾッとしました。
リアルな世界の話になってしまいますが、戦争がない世界になることを心から祈ります。
3.劇場版幼女戦記を見て盛り上がろう
ここまでで、なぜ映画三昧となった2月の中でも、幼女戦記の出来が良いと言えるのかを語ってきました。
映画というものを考えた時、
迫力ある音、綺麗な作画、考えさせる設定、
それら全てを備えた幼女戦記は間違いなく今月映画として大成功を収めたと言えるでしょう。
今後二期やOVA化などが決まればよりいっそう飛躍することが考えられます。
その前に一期を見たあなたは、映画館で映画見ることによってより一層幼女戦記好きになる ってください!!
みんなで幼女戦記を盛り上げていきましょう^_^
ではでは、また明日会いましょう。