引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている 俺のラノベ25

 

1日1ラノベ生活25日目

 

こんにちは!読み終わってないのにどんどん新しいラノベを購入しているせいでラノベに殺されつつある主です笑。

 

ご利用は計画的に、、大事ですね。

 

前回は、珍しくホラーラノベ、終焉ノ栞 (MF文庫J)を紹介しました。バラバラな事件が最後1つの真実に集約して行く様子はゾワっとします。

 

ホラー系にも手を出そうかなっていうかた、是非読んでみてください^_^

 

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終焉ノ栞 (MF文庫J)

終焉ノ栞 (MF文庫J)

  • 作者: スズム,さいね/こみね,主犯:150P
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
  • 発売日: 2013/02/20
  • メディア: 文庫
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さて、今回は2日前の学園ラノベネット彼女だけど本気で好きになっちゃダメですか? (MF文庫J)と同様面白いです。

 

 

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今回は、最高の感動できるシーンがあります。

 

青春を謳歌するため、闇を抱えた少女が自らその闇を打ちはらい、未来へ羽ばたくストーリーは少し目に汗かきます。ハンカチの準備を^_^

 

そんな素晴らしいラノベのタイトルは引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている (一迅社文庫)

引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている (一迅社文庫)

 

柔らかい表紙が可愛らしく、挿絵も可愛いです。

 

いざ、青春を謳歌する少年少女達の姿を描いたラノベ、紹介していきます!

 

 

1.ヒロイン達に翻弄されるあらすじ

 

小学校時代、蒼衣春哉はいじめられていた。

 

しかし、毎日意味のない暴力、脅迫、悪口を繰り返し行われていたが、彼は傷ついていなかった。

 

いや、本当は傷ついていたのかもしれない、しかし、春哉はそれを感じないほどに、冷めきっていたのだ、諦めていたのだ。

 

自分にはどうしようもないと、されるがままに彼はいじめられ続けた。

 

そんな日々は突然変わる。いつも通りのいじめを受ける最中、いつもとは違うことが起きた。

 

1人の少女がいじめを発見し、近づいてきたのだ、

 

彼女は瑞島紫羽、「凶鳥」という2つ名を持つ彼女は、一瞬にしていじめっ子を倒し、その後春哉の顔をビンタする。

 

その時紫羽は言った

 

春哉は怠け者だ」と、「突き出せる拳も進むための足もあるのに、諦めて動かない怠け者だ」と、

 

春哉はその瞬間、ハッとし、変わろうと誓う

 

自分の拳を突き出せるようになることを、自分の足で歩けるようになることを、

 

その後2人は友達になるが、春哉の転校がきっかけで離れ離れになってしまう

 

その時した約束。「いつか紫羽に追いつくよ

 

彼はその目標を違えず、突き進み続けた。

 

 

2人が離れ離れになってから6年間が過ぎ高校二年生になった時、ついに待ちわびた時がきた。

 

紫羽が通う高校へ転入することが決まったのだ。

 

彼は転入後、一目散に会いに行く。

 

自分の友人であり、師匠であり、恩人である少女、紫羽のもとへ、、、

 

 

 

しかし、そこに彼女の姿はなかった。彼女は現在引きこもりになってしまい、学校に来ていなかったからだ、、、

 

自分を救ってくれた少女を、今度は自分が救うため、1人の男が立ち上がる。

 

一途に追い続ける正しさを、青春の素晴らしさを、恋する優しさを教えてくれるライトノベル

 

2.このラノベが最高だと教えるためだけの章

 

まず始めに言っておきたい。

 

このラノベは最高である」と、

 

ここまでの作品は自分の中でも少なく、一生心に残る作品になると思う。

 

それくらい、刺さった。1つのきっかけから変わろうとする男の信念も、1つのきっかけから変わってしまった女の信念も、全てが刺さったのだ。

 

本作を読んで思うのは

 

全ての事柄において、誰が悪いというのは存在していないのではないだろうか?ということである。

 

それぞれが自分の信念を貫くために必死で、善悪はたまたまそうなったという結果論なのだ。

 

本作で主人公春哉は、紫羽と会ったことで彼女の隣に追いつける男になろうと決意し、

 

敵対した葦原も、紫羽と会ったことで隣にありたいと決意している。

 

そこには大した差は無く同じ思いなのだ。

 

2人はどちらにもなる可能性を持っており、たまたま今回そうなってしまっただけなのだ。

 

現状に抗おうと必死に戦っているキャラクター達は輝いてみえた。

 

生きるって難しい。だからこそ素晴らしい

 

そう思わせてくれる最高のライトノベルだった。

 

また、上記で紹介したキャラ以外にも素晴らしいキャラがたくさんいる。

 

紫羽の母茉莉花は、娘が自分で道を切り開くと信じて待ちつづけ

 

体育教師の犬養は1人でも多くの生徒の人生を豊かにするよう尽力し、

 

中二病の田中は自分を特別な存在とし、ブレない信念を持ち続ける、

 

彼らは迷っている。誰だって迷っている。

 

しかし、それ故に輝いているのだ。

 

何かを成そうと、何かを願う人は輝くのだと思った。

 

長くなってしまったが、あなたにもぜひ読んでもらいたい。

 

輝いている彼女たちを見てもらいたいのだ。

 

ストーリーはわかりやすく、置いていかれることは心配しなくていい。

 

ただただ、素直な心で読んでくれると嬉しい。

 

全3巻ということだが、もちろん全巻購入するだろう。

 

 

ぜひ全てのラノベ人に読んでほしい。

 

棺悠介先生。最高のラノベをありがとう^_^

 

ではみなさん、また明日会いましょう。