終焉ノ栞俺のラノベ24 - すぐやる日記

1日1ラノベ生活24日目

こんにちは！海外旅行に行った際、男子トイレと女子トイレを間違えてしまい、現地のマダムに「WHYーーーーー！？」と叫ばれた主です。

皆さん、トイレの標識はしっかり確認しましょうね、、

前回は、ネットで出来た彼女がま、さかのすぐそばに？SNSから始まる謎が謎を呼ぶミステリアスラノベネット彼女だけど本気で好きになっちゃダメですか? (MF文庫J)を紹介しました。

ヒロインがどの子も非常に可愛らしく、自分だったらこの子と思わず選んでしまいます笑

人を選ばない作品ですので一度読んでみてください。

さて、今回は昨日の雰囲気と全く違い、ホラーといっても良い作品です。

噂好きの集まりが引き起こすデスゲーム、彼らの結末は、、、

絵を見て察するように、今作は可愛さや、笑いを届けるラノベではありません。もっとシリアスで、ホラーな内容となっています。

もしポップなラノベが好きな方でしたら他を読んだ方がいいと思います。

しかし、今作のシリアスな表現はハマる人には必ずハマります。最後、全てがつながる瞬間の快楽は、読まなきゃ伝わりません。

では、ある種中毒になるラノベ、紹介していきます！

この学校には噂がある。終焉の本と終焉の栞と呼ばれるもので、終焉の本に終焉の栞を挟むと、そのページの通りのゲームが行われ、失敗すると死ぬという噂である。

学校内でも噂好きな好きなオカルト同好会の4人、A弥、B子、C太、D音はこの噂が本物ではないかと考え、２つの動画を呼び出す手順を行う。

手順通り行った4人だったが、その日は特に何も起こらず各自帰宅した。

A弥は帰宅後、噂の道具である終焉の本と終焉の栞が自宅の机にあることを確認し、１つの手紙が書いてあるのを知る。

手紙を読むと、ひとりかくれんぼというゲームが書かれており、A弥は指示通りにゲームを始める。

ここから予期せぬデスゲームが始まる。

A弥、B子、C太、D音、彼ら4人に降り注ぐ悲劇。それは全てがバラバラのように見えて一本の線によって繋がっていた。

シリアスな展開に目が離せないラノベ、あなたは気づけるかな？

物語中、何度も同じ部分が描写され、違和感を何度も感じるのですが、その瞬間ごとの、それぞれの登場人物の目線からみた気持ちを知った時ゾワっとします。

人はこんなにも伝わらず、伝えられないのかと、、人としての闇を垣間見た気がしました。

オカルト好きな4人組に降りかかる悲劇。初めは裏で誰かに引かれた結果悲劇が始まり、最後は犯人も見つけ、みんなで万歳エンドかと思ったら、

まさかのエンド、、、

夢を全くみさせない描写は驚きです。淡々と、登場人物一人一人の「人」という部分をさらけ出していき、真実を一本の線に繋げた先生の手腕、すごいとしか言いようがありません。

4巻まで続いているそうですが、どうなるのか逆に怖いです。最後の最後までバッドエンドで終わってしまって欲しい気持ちもするが、幸せエンドもありなのかなとも思うし、複雑です。

シリアスすぎて人を選ぶ可能性は大です。

人によっては途中から意味がわからなくなり、何が面白いのか置いていかれてしまいます。しかし、理解できた人には相当響くんじゃないでしょうか。

何で何度も繰り返すんだろうなぁってとこから、やられた、この流れのためか！！ってなる瞬間の快楽は、理解できた人にしかわかりません。

それくらいドバァって脳から出てきます。

間をおいて読むと訳わからなくなると思うのです一気読みをおすすめします。

下に全巻を一気に購入できるURLはっておきます。

また、今作はコミカライズもしているそうですが、個人的にはラノベの方が良いと思ってます。

読みながら自分もそこにいるかのように想像し、謎を１つ１つと解いていく方が面白いと思ったからです。

なかなかの問題作。もしよければ手にとってみてください^_^

ではでは、またあした会いましょう！！