1日1ラノベ生活16日目
こんにちは!最近体重の上昇が激しすぎてダイエットをしようか悩んでいる主です。
前回は勉強オタクが知識を使って超能力者達を倒す新鮮なラノベなぜ、勉強オタクが異能戦でもトップを独走できるのか? (GA文庫)を紹介しました。
勉強が好きではない自分からすると、勉強が最強であると豪語する主人公とは仲良くなれなさそうですが、
しっかり理に適っているようで、作者さんの知識がすごいなぁと思いました。
異能バトル好きには一度見てもらいたいラノベ、下に詳細貼っておきますのでチェックしてください。
さて、今回は今までと雰囲気が違います。舞台は中世のヨーロッパ、そこでは賭博が一般的に行われており、今作は賭博師である主人公の日常を書いています。
タイトルは賭博師は祈らない (電撃文庫)
第23回電撃小説大賞で金賞を受賞した作品です
賭博(ギャンブル)を題材にした作品は様々なものがあります。
今作はこれらのどれとも違った世界観で書かれています。孤高の男が1人の少女の存在によって少しずつ、少しずつ変わって行く物語。
では、紹介していきます!
1.あらすじ
十八世紀末、ロンドン。
賭場での失敗から、手に余る大金を得てしまった若き賭博師ラザルスが、仕方なく購入させられた商品。
――それは、奴隷の少女だった。
喉を焼かれ声を失い、感情を失い、どんな扱いを受けようが決して逆らうことなく、主人の性的な欲求を満たすためだけに調教された少女リーラ。
そんなリーラを放り出すわけにもいかず、ラザルスは教育を施しながら彼女をメイドとして雇うことに。慣れない触れ合いに戸惑いながらも、二人は次第に想いを通わせていくが……。
やがて訪れるのは、二人を引き裂く悲劇。そして男は奴隷の少女を護るため、一世一代のギャンブルに挑む。
〈引用元〉https://dengekibunko.jp/product/tobakushi/321611000283.html
2.みどころ
今まで世の中で起こる出来事なにもかもを「どうでもいい」と吐き捨てていたラザルスが、リーラが連れ去られた際「どうでもいい」といわず「どうにかしたい」と考えているのを読んで成長を感じました。
後半、少額しか賭けず少額しか儲けない男ペニーカインドと呼ばれていたラザルスが、リーラのため店を潰すほど稼ぐことを決意する瞬間は熱い!イケーーーーってなること間違いなし笑
3.評価
はじめ、18世紀後半のヨーロッパが舞台と聞いてとりあえずそれっぽい雰囲気なだけだろうなぁと思っていたらまさかの史実に忠実に再現されていると知って周藤蓮先生のすごさを実感しました。
作中で出てくる登場人物も見本となった実在する人物がいると知って驚きです。
しかし、ここまでしたからこそ、この世界観を出せたんだなぁと思いました。今まで読んだどの賭博系のラノベよりも重く、繊細な作品です。
始めの部分、世界観を理解するのに時間がかかるため、難しいと感じて途中やめしたくなるかもしれませんが、最初だけ理解できれば一気に引き込まれること間違いなし!
中盤からは次々とページをめくる手が止まりません^_^
今作は5巻まで出版されており、5巻が最終巻です。独特の世界観から生み出される良作。
是非一度、手にとってください。間違いなく、今まで読んだことない世界がそこには広がっています!!
今作もKindleで読ませていただきました^_^読者のためだけに存在する超特化商品です。詳しい説明は下の記事からどうぞ。
ではでは、また明日会いましょう^_^