俺のラノベ7 青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない

 

こんにちは!1日1ラノベ生活7日目となりました。

 

前回は美少女にトラウマがありすぎ、美少女は全てビッチという信念を持った主人公によるハーレムラノベ僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。 (講談社ラノベ文庫)を紹介しました。

 

この作品での一推しはなんといっても主人公の耕介です。多少優柔不断なところありますが、最後には自分の意思をしっかり決めるところは個人的にポイント高いです!

 

ヒロインはテンプレではありますが、ラッキースケベの挿絵が可愛いので許せます笑

 

ストーリー後半には青春っぽい熱くなる展開もあり、ラノベとして完成度が高い作品、詳しくは前回の記事を読むべし読むべし!

 

 

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さて、今回紹介するラノベですが、今回も当たり前のように学園ものです笑。

 

しかし、今回は主人公のキャラが今まで紹介したことないキャラです。

 

一言でいうと「クズ

 

クズが主人公のラノベです。タイトルは青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。 (ガガガ文庫)です。

青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。 (ガガガ文庫)

タイトルからすでに「クズ」感溢れています笑笑

 

このラノベを選んだ理由は、アニメもラノベも好きなやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)著者渡航先生が高評価していたからです。

 

*まだ読んだことないって方は是非下の画像から購入してみてください。絶対たのしめます!!

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12 (ガガガ文庫)

 

このラノベの著者である境田吉孝先生も渡航先生のことをリスペクトしているらしく、文章の書き方や登場人物の雰囲気など、ところどころに似ているなと思うところが見受けられます。

 

それでは、「クズ」な主人公が送る青春の物語を紹介していきます!

 

 

1.あらすじ

 

主人公明人は、今までの人生で人に、物事に勝ったことが一度もない。全ての事柄に負け続けてきた彼の性格はねじ曲がり、ひねくれ、偏屈し、「クズ」と呼ばれるほどの人格へと変貌を遂げた。

 

クズな明人はある日の放課後、「救済」を自分に課せられた使命だと信じてやまず、そのためならなんだってする電波系女子、藤崎小夜子から告げられる。

 

「あなたはダメ人間なのです、なので私が救済します!」と、、、

 

最初は嫌がる明人だが、あらゆる脅しを受け、やれるものならと承諾する。

 

彼は藤崎の仕事を手伝う中で、オカマ、不登校、挫折者との関わりを持っていく。

 

果たして、彼はクズ人間から真人間になることはできるのか、「クズ」主人公によるひねくれ物語、いざ開幕!!

 

2.みどころ

 

やはり、主人公明人のクズ発言やクズ行動はいちばんのみどころといってもいいです。誰にも屈さないその姿は不気味ですが、彼の貫く姿勢は必見です。

 

物語後半、今作のヒロインである小野寺の話は熱いです。今まで強かった小野寺の揺らぎ、明人のクズ理論による負けることの正当化など必見です。

その瞬間は明人が俺ガイルの比企ヶ谷とダブって見えました。自分の卑屈さを自分が一番知っているからこそ言えるその言葉たちは非常に強く感じられました。

 

3.評価

 

今作はラブコメではないのでラッキーすけべや萌えシーンなどはほとんどないといっても過言ではありません。ヒロイン達の顔が美少女なのはテンプレでず、外見よりも、中身を見てもらえるといいなーと思いました!

 

主人公がクズっていう設定は読む前から面白そうだなぁと思っていたのですが、予想通り楽しめました。

 

1巻の終わり方が自然だったので、今後どう展開していくのだろうか楽しみです。「救済」に全てをかける藤崎が、何故そうなったのかなどを知りたいですね。

 

現在2巻が何度も発売延期となっているようなので、満を持して発売されるのが待ち遠しいです。

 

いかがでしたか?俺ガイルが好きな方なら間違いなく面白いと思って読めます。ラブコメではないですが、このクズ主人公は一考の余地ありありです笑笑

 

では、また明日会いましょう!

 

青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。 (ガガガ文庫)

青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。 (ガガガ文庫)