1日1ラノベ生活4日目です。
前回は物理的に孤立している俺の高校生活 (ガガガ文庫)を紹介させていただきました。
異能者だけの高校で、自分の能力に劣等感を感じているキャラ達が、青春を謳歌するために様々なことをする姿は読んでいて気持ちいいです!
会話のテンポも非常によく、ふふふとなるシーンもたくさんありますので、是非読んでください。詳しく知りたい方は下記のURLをクリック!クリック!です!
さて、今回のラノベですが、前回と同じ学園ラノベです(またか、、)またです笑
自分が学園モノが好きすぎるのでそこらへんはお許しを^_^
今回は今までで1番熱い青春ラノベです。漫画家を目指す主人公が、同じ漫画家のヒロインとタッグを組み一人前の漫画家を目指します。
そんな熱いラノベの名前は、オレと彼女の萌えよペン〈ファンタジア文庫電子応援店限定版〉 (富士見ファンタジア文庫)です。
選んだ理由としては、やはり、表紙の絵ですね。好みどストライクです笑。また、自分は今まで漫画家を目指すという設定のラノベを読んだことはなかったので気になったのも理由の1つです。
青春を漫画に捧げる高校生達の物語、紹介していきます!
1.あらすじ
バトル系漫画をこよなく愛する主人公君島は現在高校1年生、彼は青春を漫画にかける漫画家の卵である。ようやく作り上げた新作を出版社に持っていき、作画に関しては褒められこそしましたが、自分の力不足を痛感しました。
落ち込んでいる彼は漫画家のアシスタントをしないか?と誘われ、自分の勉強になると思いやることを決めました。
早速仕事場に行った君島は驚きました。自分がアシスタントとしていった漫画家はバトルものではなく完全な萌え系作家、更には女の子だったからです。彼女の名前は生駒といい萌えをこよなく愛する漫画家です。
はじめ君島は、度重なる逆セクハラ発言や、エロゲーを強制的にやらせてくることを嫌がり、アシスタントも直ぐにやめようと考えていました。
しかし、仕事をしていく中で彼女がどれだけ努力をしてきたのか、どれだけ真剣に取り組んできたのかを知り、一緒にやりたいと考え直します。
特に生駒が言った、「私が心から好きなキャラクターの魅力を、私が心からおもしろいと思える物語の中で描いて、、、それを読者に伝えなきゃ意味がない!」には感銘を受け、自身に足りないものを自覚しました。
そこから2人の合作で新しい漫画を作ろうということになり、力を合わせます。
作成中、新しいアシスタントとのいざこざや、生駒と母親の不仲など、問題が噴出する中、果たして彼らは最高に面白い漫画を作ることができるのか?
青春を捧げてでも漫画家になりたい彼らの物語
2.みどころ
ヒロインの生駒は基本的にツンツンしています。すぐ怒鳴ったり叩いたりです、、そんな彼女がふとした瞬間に出すデレの破壊力は凄まじいです。
漫画家になるという目標に向かって努力を怠らない姿勢は素直に応援したい気持ちにさせてくれます。
3.評価
今作ははっきりいうと、好き嫌いがしっかり別れる作品となっています。
その原因は2つあります。1つ目は、物語がご都合主義すぎるところです。何もかもがトントン拍子に行きすぎるのです。確かに問題が噴出してどうなるんだ?ってなる部分はあります。
しかし、それらの問題が、少し頑張ればオッケーみたいな甘い展開しかありません。自分は絶望まで落とした後、どう這い上がるのかを重視するため、ご都合主義が見え隠れする展開は少し嫌でした。
2つ目は主人公君島のキャラクターがうざい。完全に個人的な意見ですが、君島まじでムカつきます。
詳しい部分はネタバレのためやめておきますが、彼にあだ名をつけるとすれば「自分の正義感に酔っちゃってる偽善者」です。
更に悪いのは、その行動1つ1つが全て上手くいってしまうんです。ご都合主義の権化みたいなキャラクターのため、これも好き嫌い別れる理由となりそうです。
好き嫌いとは関係なく、表紙と挿絵のクオリティの差がすごいなとは感じました。表紙では萌えるけど、挿絵じゃ萌えられないなといった感じです。
ここまでディスが続いてしまったのですが、すべてが悪いというわけではありません。1つの目標に向かってキャラクターが頑張る姿は応援したくなります。また、ヒロイン生駒のツンデレは読むに値するレベルだと思います。
皆さんはこの作品 好きですか?嫌いですか?
読んだよって方はコメントくれると嬉しいです。
読んでないよって方は下記のURLから購入して読んでみてください。
オレと彼女の萌えよペン〈ファンタジア文庫電子応援店限定版〉 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 村上凛
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 富士見書房
- 発売日: 2014/11/21
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全部で5巻刊行されていました。2人が紡ぐ青春はどんな結末を辿るのか、少し楽しみではありますね。
それでは、また明日も会いましょう^_^