「ラノベ」
「SAO」「ゼロの使い魔」「魔法科高校の劣等生」「ノーゲームノーライフ」など多数の名作が生まれている業界ですが、近年供給過多になっており、一か月の間に新刊が何巻も刊行されています。
増えすぎている作品の中で、気にはなってはいるけど買うか悩んでいるって作品多くあると思います。
あなたが後悔しない買い物ができるよう、自分が実際に1巻だけ読んでみて、その感想を書いていこうと思います!!
これを読んで購入したいと思った方、または自分はいいやって思う方多くの方がいらっしゃると思いますが、役立てていただければ幸いです。
記念すべき第1作目は対魔導学園35試験小隊1.英雄召喚 (富士見ファンタジア文庫)
選んだ理由としては表紙の絵のタッチが自分好みであったことと、背表紙のあらすじに興味をひかれたからです。
筆者は柳実冬貴さんです。この作品以外にも「量産型はだてじゃない」「英雄なき世界にラスボス達を」など様々な作品を書いていらっしゃいます。
1.あらすじ
剣が時代遅れとされ、銃や魔法が戦の主流である世界で、その昔、対人において最強と恐れられていた草薙流と、対化け物においてその価値を発揮する草薙諸刃流、2つの剣技を極めた草薙タケルが成長していく様を描いた作品です。
作中で彼は、第35試験小隊と呼ばれる変わり者集団のリーダーです。小隊は、一芸に秀でているが全く成果を挙げられないことから、「雑魚小隊」と呼ばれています。
そんな学園からはみ出している集団に、桜花という一人の少女が編入してきます。彼女の能力は非常に高く、銃の扱い、知識、身体能力すべてが他の生徒よりも抜きんでています。
桜花の編入後、1つの事件が起き、後半ではそれが学園全体を崩壊させる危機に繋がります。
最後まで行ってしまうと読む必要がなくなってしまうのでこの辺でやめておきます。
2.見どころ
登場人物達はそれぞれなんらかの欠陥を持っていますが、一人一人が欠陥に対し、真摯に向き合っているところはいいなと思いました。今後の展開に期待できます。
後半、タケルと敵キャラが戦うシーンがあるのですが、その際の駆け引きが良いです。その場面が頭に浮かんできます。
対魔導学園35試験小隊1.英雄召喚 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 柳実冬貴,切符
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/富士見書房
- 発売日: 2012/05/19
- メディア: 文庫
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3.評価
1巻を読んで、似た作品に「落第騎士の英雄譚」が挙げられます。一芸しかできない主人公が、自分の信念を貫き通そうとする姿勢は完全一致でした。「落第騎士の英雄譚」が好きだって方には特におすすめしたいです。
今後の予想として、タケルが最強になりすぎてしまわないかが非常に不安です。強くなりすぎてしますと冷める気がしました。
しかし、主人公は置いといて、今作のヒロインである桜花は素晴らしい!かわいいというのもありますが、何よりすべてが完璧でないところがなお良いです。途中途中に出てくる乙女チックな感じや、最後の場面でデレる瞬間はやばいです(語彙力、、)
今作は2巻も読んでみたいなと思いました。また、対魔導学園35試験小隊はアニメ化もされているそうです。見たことはないのですが、時間があれば必ず見ようと思います。「落第騎士の英雄譚」は個人的に非常に面白かったので、期待大です。下にアニメ版のDVDのURLを張っておくので、購入すべし!です(笑)
どうでしたか?もし読んでみたいなと思ったらぜひ読んでみてください。下に全巻一気に購入できちゃうURL貼っておきます(全巻は15冊です)。
対魔導学園35試験小隊 [文庫] 文庫セット (富士見ファンタジア文庫) [マーケットプレイスセット]
- 作者: 柳実冬貴
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2012/05/19
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では、次の作品にも期待してください!!