映画「コーヒーが冷めないうちに」を観る前に知っておきたいこと(ネタバレ無し)

9月21日から上映されている映画

 

コーヒーが冷めないうちに

【チラシ付き、映画パンフレット】コーヒーが冷めないうちに

皆さんは観に行かれましたか??

 

上映される前からテレビでの取り上げられ方が派手だったため注目されていた同作ですが、先日実際に観させていただいたため今回はその感想について書いていこうと思います。

 

*申し訳ないのですが、同作を大好きだってい人は見ない方がいいです。自分はこの作品に対してよかったと思えた場所が少なく、批判が多くなってしまっているので、、

 

 

では始めて行きます。

 

 

 

 

 

1.コーヒーが冷めないうちに 簡単ストーリー紹介

 

物語は、昔ながらの風景が広がる町で営業している一件のカフェ「フニクリフリクラ」から始まります。

 

この喫茶店にはある都市伝説が存在しています。

 

「特定の時間に、特定の場所に座った人は過去に戻れる」という都市伝説です。

 

結論からいうとこの都市伝説は真実でした。しかし、過去に戻るにはいくつかのルールが存在しています。

 

①過去に戻っても、この喫茶店を訪れたことがない人には会えない

 

②過去に戻ってどんな努力をしても、現実は変わらない

 

③過去に戻れる席には先客がいる。その席に座れるのは、先客がその席を立った時だけ

 

④過去に戻っても喫茶店の外へは出れない

 

⑤過去に戻れるのはコーヒーをカップに入れてから、そのコーヒーが冷めるまでの間だけ

 

この5つのルールを守らないと過去へは戻れないのです。

 

今作では、4人の人がこの席に座り、それぞれの戻りたかった過去と対面します。

 

4人ともそれぞれが過去に後悔や、気になることがあって、その真相がコーヒーが冷めるまでの間の短い過去の時間で明かされます。

 

物語は大体こんな感じです。

 

設定自体は悪くないのではないでしょうか、感動を作りやすい設定だと思います。

 

2.ここが残念!コーヒーが冷めないうちにのひどかった点3選

 

https://cdn.pixabay.com/photo/2017/08/01/15/17/people-2566201__340.jpg

①.中途半端なラブコメなんてするんじゃねえ

 

同作内では、過去に戻れるコーヒーを作る喫茶店の店員と、お客として喫茶店によく来た人が恋に落ちます。

 

これが本当いらない、、こんなんやるならもう一組過去に飛ばしたほうが良かった。

 

最終的な伏線としてつきあうのですが、それでもあれはないです。スキップしたいくらいのつまらん映像でした。

 

②.4回泣けるはハードル上げすぎ

 

映画のふれこみで、この映画は全部で4回泣けると言われていました。しかし、実際には2回が限度です。特に最初の一人目のお客さんの話、

 

どこで泣くんや!!って心の中で突っ込んでしまいました。むしろ、あそこで泣ける人なんているのかと、、、

そんなレベルでした。

 

4人目は物語のクライマックスなのですが、途中から展開が読めすぎて、感動的なのはわかるのですが、泣くに泣けません。

 

やっぱそうだよねーってなってしまいました。

 

③.音響担当ちゃんと考えてる?

 

映画では場面にあった音楽が必須です。あのホラー映画の原点「ジョーズ」のサメが近寄ってくる音楽が気持ちを高めてくれる感はすごいです。

 

そう、音楽は非常に大事なんです!!

 

映画「コーヒーが冷めないうちに」オリジナル・サウンドトラック

 

それなのにこの映画、シーンと音楽が全くあっていません。たとえるなら、ジョーズが近づいているのに、トトロの歩こうが流れているくらい場違いなんです。

 

あのせいで間違いなく感動できなかったのは否めないです。

 

 

3.コーヒーが冷めないうちにを救った数少ない良かった点

 

https://cdn.pixabay.com/photo/2017/02/10/19/11/thumbs-up-2056022__340.jpg

①.有村架純がかわいい

 

ヒロイン選出だけは良かったです。コーヒーを注ぐ場面は少し見とれてしまいました。

演技は置いといてもあんなに人を引き付けられるのはすごいことです。

 

②.過去に戻る瞬間のシーンが毎回良い

 

コーヒーが注がれて過去に戻るまでの間に毎回過去の海の中に沈んでいく演出があります。

 

この演出が非常にきれいです。少しず沈んでいく体が、過去に飛ばされている演出と相まっていて素晴らしかったです。

 

4.まとめ

 

①オススメのグループ

 

家族   ★ 

 

友達   ★

 

1人      ★ ★

 

カップル ★ ★ 

 

 

単純にラブコメとしてみるのなら、カップルでみれば少しは雰囲気が高まるかもしれません。友達、家族は論外です。いったところでなんの得にもなりません。どこの層を狙っているのかよくわからないです。

 

②記事を振り返って

 

悪いところが目に付きすぎてしまい批判多めとなってしまった点は申し訳ありません。演者も、音響も、監督も、それにかかわる関係者も真剣に取り組んでいたのは間違いないですから。

 

しかし、設定が非常に魅力的であったためもう少し号泣して観たかったという気持ちが強かったのです。

 

原作を書いた川口俊和さん、ありがとうございました。もしかすると原作で自分が想像しながら観たほうがいいかもしれません。

 

時間が空いた時に自分も読んでみようと思っています。

 

Amazonで手軽に購入できるのでもしよければ購入して読んでみるといいかもしれません。

 

コーヒーが冷めないうちに

コーヒーが冷めないうちに

 
この嘘がばれないうちに

この嘘がばれないうちに

 
思い出が消えないうちに

思い出が消えないうちに

 

 

 

 ではでは~