皆さん、科学についてどう思いますか?
今周りを見渡してみても科学の力で発明されたものはたくさんあります。
持つことが必須となっているようなスマートフォン、生活を明るくするためにLEDライト、電車や車、飛行機、他にも非常に多くのものが科学の力によって作られています。
今の時代、科学の力無しで生活していくことは困難です。
ここで一つ質問です。
科学ってどんな印象を受けますか?
研究結果が役に立つのはわかっているけれど、黙々と研究を行っているイメージが強く、笑いがない頭がいい人だらけの暗い集団がやっているもの
そんな風に思っていませんか?
今回、それは間違っていると、科学の世界は笑いがあふれている素晴らしい世界だと、皆さんの考えをひっくり返す展示会、イグノーベル賞の世界展を紹介します。
1.イグノーベル賞って何だろう?
1991年ユーモア系科学雑誌の編集長であるマーク エイブラハムズさんが創設した賞で、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」が毎年受賞されます。
名前の由来は、ノーベルが作ったノーベルの前に否定を表すIGを加えIGNOBELとなるからです。
このイグノーベル賞、日本人が多く受賞しています。今年度は堀内朗さんが受賞したため、12年連続での受賞となっています。
日本は賞を創設した人に変人が多い国だといわれるほど受賞が多いです(笑)。日本以外の国ではイギリスが多くの受賞者を輩出しています。
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2.どんな研究が受賞しているの?
イグノーベル賞を受賞する研究はユーモアに優れています。なぜその研究にたどり着いたのかと思うほど奇抜でとがった研究があります。
例として少し挙げると、
①ブラジャーをガスマスクに変身させる研究
②キスをすることでアレルギー反応が弱まる
③床に置かれたバナナの皮を人間が踏んだ時の魔圧係数の研究
④スターウォーズをバッタがみると興奮するのか
などなど、研究の題名だけで何だこれってなるものがたくさんあります。自分が知りたいと思って情熱を傾けたのがたまたま奇抜過ぎただけですが、、魅力的ですよね。
3.イグノーベル賞の世界展へいってみた
上記のように、笑いがあふれる素晴らしいコンテンツが、
今年、「イグノーベル賞の世界展」として、東京ドームの一画で開催されることになりました。
自分もこれは見てみたいと思い、開催当日(9月22日土曜日)に行ってきました!!
①イグノーベル賞の世界展の基本情報
期間、、、9月22日(土)~11月4日(日)
場所、、、
東京ドームシティ内にあるGallary AaMo
チケット代金、、、
大人(高校生以上) 1400円 子ども 900円
営業時間、、、
平日 12:00~18:00 土日祝 10:00~18:00
アクセス、、、水道橋の東口から徒歩8分
②イグノーベル賞の世界展会場内
㈠入り口
エントランスゲートを抜け、会場内に入るとまず目に入るのが紙飛行機です。イグノーベル賞では授賞式の最中紙飛行機を飛ばす伝統があるらしいです。
㈡最初の展示物
下の写真何かわかりますか?
これ、毎年のイグノーベル受賞者に渡されるトロフィーです。意味わからないですね(笑)個性的過ぎて反応しづらい、、でもここまでユニークだと毎年違うトロフィーほしくなって研究頑張れそうです(笑)
㈢イグノーベル賞の歴史
ノーベル賞の今までの歴史が写真とともに描かれています。なかでも、スピーチの時間が一分を越えてしまった場合に出る8歳の女の子(ミス・スウィーティー・プー)の話は笑っちゃいました。
式典の途中でオペラがあるなど楽しいイベントであることが伝わってきます。
㈣歴代の受賞内容まとめ
歴史を学んだあとは実際にどのような受賞研究があったかを知ることができます。
こんな感じで多くの研究内容を知ることができました。
全部奇抜で面白いものばかりで全部言いたいのですが、今回は数点のみ紹介します。ほか研究は行ってからのお楽しみです。
NO1ブラジャーがガスマスクに変身
笑撃です。この写真を撮るのは周りの目が気になって仕方なかったです。(笑)
発想は奇抜ですがすぐ使用できるという実用度は高いため、素晴らしい研究だと思います。なぜ赤なのかも気になります、、
No2指向性スピーカー
話しが長い、そんな上司の時間を短くできる便利なグッズです
このほかにも様々な奇抜で面白い研究がありますので見に来るしかありません。
㈤イグノーベル賞の世界展のこだわり
これ、トイレの柄です。こんな感じでふふふってなるような仕掛けが至る所に施されているので是非探してみてください。
4.まとめ
①おすすめのグループ
家族 ★ ★ ★ ★ ★
1人 ★ ★
友達 ★ ★ ★
カップル ★ ★ ★ ★
子供のときの「これ何?なんで?」はその後の人生を左右するほどの感情です。この展示会ではその気持ちをたくさん感じることができます。ゆえに家族では一回は行くことをお勧めします。
1人でいった場合いろんな研究を見て様々な発見ができるのですが、このイベントに関してはその感動を分かち合えないというマイナス点があります。友人に会った際にのネタ集めに行くといいかもです。
カップルの場合話題がつきません。様々な研究を見るだけでそれについて話すことができます。さらに、体験コーナーが多く二人で「ホントだ!」って言い合えるので、付き合う前のカップルが行っても距離感が縮まるチャンスといえます。
どうでしたか、楽しそうだなって感じられましたか??
このイベントメディアでも取り上げており注目度が高くなる可能性がありますので、早めの時間に行くことをお勧めします。
ではではー
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