本日公開!!君の膵臓をたべたい、観てきましたーーー
まず何より先に言いたい、原作者、スタッフ、声優、この作品を制作するにあたって関わったすべての関係者の皆さん、ありがとうございました。
感謝しかありません。映画始まってから終わるまで終始感情を激しく揺さぶられ、終わった後すぐには席を立てませんでした。
ほんと、「神作」です。
1.ストーリー良かった点、惜しかった点
前回の記事においてストーリーについては書いたのでそちらを参考にしてください。
アニメ版では物語の立ち上がり方がアレンジされていました。最近よく見る展開の仕方です。
簡単に言うと、現在から過去を想起する場面から始まり、過去を主人公が思い出しながらストーリーが始まるというものです。
展開としては原作に忠実であり、心配していたような大きな分岐点もなく満足して終わることができました。
①良かった点
1.花火の場面が追加されていました。この花火の場面は作品の中で最も良い場所だと
感じるくらい素晴らしい出来で、歌と重なる場面は鳥肌が立ち、劇中初めて泣いた
のもそのシーンでした。
2.物語終盤、自分が期待していた咲良の母親とのシーンは想像通りでした。想像を越
えるほどのものではありませんでしたが、上手く描かれていました。
主人公やキャラが泣く場面って、白けてしまうことがあると思うんですが今作では
そんなことがなく、スムーズに号泣していました。(笑)
3.最近のアニメ映画で多いのですが、音楽が良いとそれだけで映画の質も上がる気が
します。simikaの「ファンファーレ」 「春夏秋冬」 どちらも作品にあった仕上
がりでした。特に「春夏秋冬」は好みドストライクで感動3割増しです。
②惜しかった点
僕が咲良と最後の言葉のキャッチボールをする場面があるのですが、咲良が星の王子様の世界を歩きながら話すところは、ちょっとわかりにくかったかなーと、、
真っ白な光がで包まれた空間で二人が対面しながら話しているほうがグッとくるのではないかと思いました。
2.ここがいい!!感動シーンベスト3
3位 咲良の家で起きた事件
僕と咲良がこれから死ぬまで一緒にいると約束するシーンで今までの関係性から一
歩踏み込んだ関係になる瞬間です。
2位 咲良の遺書を読むシーン
咲良の死後、冷静になった僕が咲良の実家へ行き、共同文庫の中身を見て、咲良か
らの想いを受け取るシーンで、素直に泣けます。咲良という少女の魅力が詰まって
いるシーンです。
1位 咲良と僕が花火を見るシーン
二人の気持ちが通じ合い一歩踏み出すシーン、このシーンは本当に半端ないです。
音楽、花火、僕と咲良、三拍子全部そろった完璧なシーンです。
3.まとめ
初めにも書きましたが、何度でも言います、「神作」です。僕が咲良出会ったことで少しづつ変化し、成長していく様を丁寧に描いてあって、感情移入をしながら観ることができます。
作中で使われていた、
「僕たちは自ら選択してここまで来たんだ」
は、私の中でハッとするものがありました。
人には様々な生き方があります。劇中で咲良が生きるとはどういうことなのかについて話していて、ほかの人とかかわりあうことだと言っていました。人とかかわるから自分がいるという持論でしたが興味深かったです。
今回この映画をみていろんな人に生きるって何なのか
聞いてみたいなと思いました。答えが出ない問いだけど、価値ある問いだと感じています。
最後になりますが、君の膵臓をたべたい に関わったすべての関係者の皆さん
ありがとうございました。
皆さんも是非一度、映画館へ足を運んでみてください。きっと忘れられない映画になると思います。
ではでは