旅について考えよう
こんにちは!たくやです。今回は、近年特にSNSやメディアで取り上げられている
「旅」について、世界17か国を旅行した自分が今思っていることを、包み隠さずかいていこうと思います。
1.メディアが広げる旅
「旅で世界が変わる」 「旅のおかげで世界が広がった」 など近年多くのメディアによって、旅することの素晴らしさが伝えられています。旅することによって人生が充実すると、信じ込ませようとしているみたいです。
このメディアからの発信に対して筆者は、結論から言うと
そんなわけはない!嘘っぱちにもほどがある!!
と思っています。
だって考えてみてください、1年、2年、またはそれ以上の期間世界を放浪した人が言うならまだ理解できることもあります。しかし、現在のメディアが発信するところの旅というものは、そんな長い期間を指すものではなく、1か月、1週間、少ないときには1泊2日のものも旅として大枠でくくっています。
あなたが仮に旅に出たとして、1日、2日でその国や地域の事がわかって、世界が広がるような経験に出会うことはできますか?
多分ですが、無理だといま感じたのではないでしょうか。
そうなんです、そんな短い期間で世界が変わるなんてありえないのです。
つまりどういうことか、
「世界が変わった」とかほざいている人は、ほら吹きです。
それか、旅に出る前になんの事前準備もなく、下調べのないまま出発したことにより、現地の独特な文化を見て非常に衝撃を受けたためそれを新しい世界だと感じちゃうような、準備を怠った頭お花畑野郎のどちらかです。
後者の方には言ってあげたい、
君が得たのは知識だけだ、、
と。君が今知ったことは、事前に知っておけば驚くことはなく、ただの知識であった。。世界が広がったという表現をどう捉えるかによるが、ただ知識を得た状態を、世界が変わると表現するなんて、恐れ多いにも程があります。
できることなら、いままでの知識の根底をひっくり返されるような瞬間のことを、世界が変わると表現して欲しいです。
今のメディアは、「旅」というコンテンツに乗っかろうとしすぎなのです。お客を必要以上に煽り、とりあえず旅をさせて、利益を得るためには、少しの演出も仕方ないというスタンスなのだと思います。
調子に乗りすぎているメディアもたしかに悪いですが、一方的にメディアが悪い。と糾弾することはちょっと違うとも思っています。
そんな嘘を本気で信じてしまう多くの人にも問題があるんです。
短い海外旅行をした若者が「視野が広がった」とほざくことが多い。そんな若者に言いたいのですが、君の人生はそんな簡単に影響を受けてしまうのかと。元の視野が狭すぎじゃねぇか、、と。
そんな、観光地を巡っただけで視野が広がるって、、そうじゃないよね、君が得たのは知識です。学習しただけなんです。
あなたが日本で調べておけばそんな驚くことはない、ただ知識を得ただけなのですから。
事前準備を怠った馬鹿が、現地で驚いてるだけで、周りから見たら間違いなく馬鹿なんです。
じゃあ、旅終了後にいうべき本当の表現の仕方ってなんなのか、次の章で詳しく話して行きたいと思います。
2.筆者の考える旅
筆者が考える「旅」終了後の表現の仕方は、
「旅で、現地の人々の文化や習慣に触れることができて、知見が広がった」
これ一択です。
短期的に「旅」しただけで世界は変わらんのです。
そして、すぐ世界が広がったり、視野が広くなってしまう若者に言いたい、
事前の準備なしのただの旅行であるのに、さも私は凄いことをやったのだと自慢するかのように堂々と「旅最高」という単語を使うんじゃない。
と、、お前は何もわかっちゃいねぇ、、と。
3.まとめ
1.旅で世界は変わらない
2.旅が与えてくれるのは知識と経験
3.価値観を変える旅は、短期ではできない
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読んでいただきありがとうございました。
途中そんなことない、と胸糞悪くなった方いたらすいません、、
でも、私はそう思います。安易に「世界が広がった」という言葉を乱用しないでいただきたい。教養がないのがバレます。
ここまで、「旅」を悪くいうと、筆者は「旅」をすることが嫌いなのかな、、と思う方もいると思います、そんなことは決してありません。
私自身「旅」というものは好きですし、いろんな方のブログを見てかっこいいなって思うことも多々あります。
それ故に、すぐ世界が変わってしまう奴にはイラっとくるのです。
これから皆さんも国内、国外問わず様々な場所へ行くことがあると思います。その際、旅を振り返った時、どんなことを得られたのか。しっかりと覚えていてください。
安易なことばに投げるような馬鹿にならないでもらいたい。
今回もお付き合いありがとうございました!
また次回会いましょう👍